38歳シングルマザーのご成婚までの軌跡③
前回『諦めたらそこで試合終了』という言葉から、婚活も諦めないと決めたUちゃん、Oさんとの交際が順調に進んでるのに、交際終了の危機とは一体何が起こったのでしょうか?!
諦めたらそこで試合終了。三度目の正直は叶うのか?!
結婚相談所では、プレ交際に進んだら、毎日LINEの連絡を取り、気持ちが冷めないうちに一回目のデートをします。
Oさんとはオンラインのお見合いからプレ交際に進んだわずか3日後に、Uちゃんの地元、東京上野で対面デートをしました。
事前にどんなお店がいいかなどLINEでやり取りしていたにもかかわらず、待ち合わせ場所に着くとデートの予定は全く決まっていませんでした。他の方は和食の懐石ランチやフレンチレストランなどお店を予約してあったのに・・・などと思いながらも、ちょうど見たかった美術館の展示があり、美術館好きなUちゃんは、計画なしな行きあたりばったりだったけど、返ってとても楽しい時間を過ごしたようです。
直ぐに2回目のデート予定も組み、次は、子ども達も連れて水族館に行くことに。
Oさんは二人分のチャイルドシートもレンタルして、茨城から車でお迎えに、今度はOさんの地元の水族館に行き、海の近くの美味しい海鮮丼のお店でランチをしたりと、子ども達も大喜び。折角なのでと、Oさんの新築の一軒家のご自宅にまで案内されたそうです!
2歳の息子君は、最初は知らないオジサンとの初対面で大泣きしたようですが、最終的にはOさんのことを『パパ』と呼び、次のデートはみんなで芝生の公園がいいね〜なんて話をされました。
すっかり、♡家族の休日♡
ところが、翌日にOさんの相談所から、 『交際終了』の連絡が来たのです(驚愕)
理由は、将来の結婚観について話をしたところ、お互いの考えに相違があったようで、交際終了とさせてください。とのこと
あんなに楽しく家族デートをしたばかりなのに
???どういうこと???
速攻でUちゃんに連絡、交際は至って順調なのに、何故か交際終了。
Uちゃん本人もちんぷんかんぷんで、まさか、成婚料を踏み倒そうって魂胆なの?!とOさんに対して疑心暗鬼になってしまいました。
行きあたりばったりでも全てはタイミング
やっと、結婚相手として考えられる素敵なお相手に出逢えたのに、今まで出会った酷かったお相手の記憶が蘇る…
Oさんの相談所に確認したところ、Oさんは一年間、婚活を頑張ってきたが、今まで良い出会いが無かった。年齢も50歳になり、ちょうど契約が終了する1月いっぱいで結婚相談所での婚活を辞めようと決めていたようです。
そこで、Uちゃんに真剣交際、結婚話をほのめかしたところ、Uちゃん自身も1月いっぱいで婚活終了しようと思っていたものの婚活を諦めないと決めたので、もう少し続けようかと考えを改めたばかり。離婚してまだ3ヶ月ということもあり、「直ぐには結婚出来ない」と伝えたことが、Oさんの中で交際終了となったようでした。
とはいえ、相談所は退会するが、Uちゃんとは交際を続けたいと言った為、それはルール違反じゃないかと、Uちゃんを混乱させることになってしまいました。
Oさんは成婚料や更新料をケチっているの?!と思われたのですが、よくよく話を確認すると、Uちゃんとの結婚を進めたい気持ちはあるものの、彼の中で1月末で相談所を辞めるという強い決意を持っていたことが判明しました。
1月半ばのその時点で、Uちゃんはもう一人プレ交際の方がいて、更にお見合いも1件決まっており、直ぐに真剣交際に入ることも無理な状況でした。
Oさんの交際終了は引き止めたものの、別の方との初デートとお見合いをしてからの判断を待ってもらえないかと交渉しました。
そんなこんなで、初回デートとお見合い、二人の男性とお会いした結果、Uちゃんの気持ちはOさんに軍配が上がりました♡♡♡
先日のブログで書いた、 XのYOSHIKIは大好きだけど、結婚相手じゃなかったと気付いたやつです(笑)
結果的に急展開、基本即決で決めたら速行動のUちゃんは、お見合いを終えたその日のうちにOさん本人に真剣交際に進みたいと告白!!
Oさんも大喜びで、相談所に成婚まで退会しないことを伝えてくれました。 というわけで、お見合いからわずか2週間、最速で真剣交際に入ったのでした。
肝心なプロポーズの行方は?!そしてお父さんの反応は・・・
無事に真剣交際に入ったものの、本来なら男性側からしっかりとした告白をしてもらいたいもの。
Uちゃんは最初の結婚が「出来ちゃった婚」だった為、結婚式もプロポーズもちゃんとしてもらっておらず、Oさんの相談所仲人さんに、婚約指輪はいらないが、プロポーズや結婚式をちゃんとして欲しいという彼女の意向を伝えました。
Oさんの仲人さんも、一時は交際終了して相談所を退会すると言い張っていたOさんが、契約更新し、真剣交際からご成婚への望みを繋げられたのに大喜びで、Oさんのプロポーズなどもしっかりサポートすることを約束してくれました。
真剣交際に入ってからの二人の交際も順調そのもの、お互いLINEの返信がチョッ早なのでストレスなく連絡がとれます。
週末にはOさんが茨城から2時間かけて、Uちゃんの家まで車でお迎え、子ども達を連れて茨城の観光地へお出かけ、Oさん宅でお昼寝休憩したり、おむつ替えの練習をしたりして子ども達と目いっぱい遊んだら、帰りも自宅まで送ってくれるそうです。
交際が順調な事に安心しつつ告白はいつかと思いながら、2月上旬の何でもない平日にUちゃんにメッセージすると、
「デート日程の入力忘れてたんだけど、今、Oさんとデート中です。」
とメッセージ、「楽しんで来てね」の返信の2時間後、
「プロポーズされた。
何か笑っちゃって何て言われたか覚えてないんだけど、
これから一緒に家族として生きて行ってください。
みたいな感じだったかな。
よろしくお願いします。って言ったから、これって成婚かしら?」
「うおおぉぉぉーいっ!!!!
真剣交際の告白すっ飛ばして、予告なしのプロポーズ?!?!」
相変わらず展開が早すぎるチョッ早カップル(笑)
慌ててOさんの仲人さんに連絡すると「へっ、聞いてませんが??」みたいな、もうついていけません(笑)
出逢ってわずか1か月でのプロポーズでした。
毎日LINEのやりとり、週末にはドライブしながら家族デート、子ども達の保育園を探して近所の保育園の見学やら、引っ越し用のトラックの手配から、寝具を揃えたりファミリーカーに買い替えの検討まで、直ぐにでも結婚して一緒に住みたいというOさんとの関係は順風満帆。
気がかりは、結婚相談所に入会すると言った時、猛反対したUちゃん父。
小さい頃からUちゃんがやることなすこと、かたっぱしから反対するという江戸っ子堅気の頑固おやじだそうです。そんなお父さんなので、結婚相談所に入会したことは内緒にしていたUちゃん。いつか言わなければ・・・
そしてついに、お父さんに告白
「私、結婚相談所でお見合いして付き合ってる人がいるの。
春には結婚しようと思ってるから。」
ああぁぁぁぁ、書きたくない、、、(私の心の声)
ご想像通りの反応が・・・・・Uちゃんの苦悩はつづく。。。