仲人との信頼関係が生んだ♡13歳年の差婚
婚活マニア?!8つのアプリを駆使する51歳
Sさんとの出逢いは、那覇で国際弁護士をしている大学のサークルの先輩からのご紹介でした。
去年の11月、ちょうど、友人の結婚披露宴に参列している時に、尊敬する先輩からの突然の電話。珍しいと思い電話に出ると、先輩の司法試験の予備校時代からの友人と飲んでいて、その方が絶賛婚活中の上、翌日に宮古島に行く予定なので私に会って欲しいとのこと。
ご友人は東京で国際弁護士をしている51歳男性。大好きな先輩の紹介とあれば、二つ返事でオッケーして、翌日宮古島の居酒屋さんで一緒に食事をすることになりました。
初めてSさんに会った時、私が結婚相談所のカウンセラーだと言われていたせいもあると思いますが、居酒屋でドリンクを注文する間もなく、自身の生い立ちや婚活歴を30分くらい止めどなく話されて、私が最初に口にしたのは『とりあえずビール頼んでいいですか?』だったかと思います笑笑
なんとSさん、結婚相談所を含めた婚活アプリを8つも掛け持ちしていたんです!(驚)
金融論の分厚い専門書も出筆されるくらい研究熱心なSさんは、婚活にも「第一世代」から「第四世代」まであると語り、本が出せるんじゃないかってくらい、自身の婚活も一つの研究材料になっていました。
その後も、独自の婚活理論を話し込んで、ハシゴすること3軒目辺りで、酔いが回った私は『初対面の相手にそんな話し方ではお見合いもデートもお断りですよ!』と忠告したくらいです(笑)
<東急ホテルでリモートワーク、オンラインお見合いも♡>
恋人が欲しいの?それとも結婚相手??
Sさんは子どもの頃、お父様のお仕事の関係で沖縄に住んでいたことがあり、宮古島は昔住んでた沖縄の雰囲気に似ていると、去年初めて宮古島を訪れてから一年に5回も訪れる程の宮古フリークでした。
なので、その後も宮古島に訪れる度に、一緒に美味しいお店をまわっては、婚活恋愛談義をするようになりました。
Sさんは、51歳とは言え年収は4千万相当、多趣味でスポーツマン、趣味のサッカーでは弁護士のワールドカップに日本代表で出場するくらいです(驚)
なので、アプリでのマッチング率が高く、30代前半や20代のハイスぺ美女ともお食事デート出来るので、婚活には困ってない、そのうち自ら結婚相手を見つけ出すと、デートのお相手を値踏みしているような状況でした。
既に、IBJの他の結婚相談所にも登録していたのですが、IBJの相談所から紹介されるのは、出会い系アプリで出逢える女性と違い、年齢が上だったり、好みのルックスでは無いと、結婚相談所に対する評価がイマイチでした。
同じIBJの加盟店である私は、結婚相談所の評価が低いことが残念だったのもあり、Sさんのプロフィールを見て、自社会員でもないのに、プロフィール写真の撮りなおしやPR文章の書き替えを提案したりしました。本当にお節介すぎる仲人です(笑)
他の相談所にはない印象に残るPR文
そうして、宮古島にくる度に、婚活の状況報告を聞き、アドバイスしていたところ、ついにSさんから、
『僕のことをこんなに分かってくれる仲人は他にはいない、加代さんの相談所に入会させてください!』
と言われたのでした(笑)
そうとなったら、サポートし甲斐があるというものです。それまで弁護士や医師などハイスペックな男性は登録料がかからないという大手の結婚相談所に登録されていたので、仲人のPR文章も数回の面談の印象だけで、当たり障りのない感じで書かれていたのを一新しました。
私が心掛けているのは、『お相手の知りたい、聞きたいところを書け!』
ということです。
Sさんは、一度結婚歴があり、前の奥様とは死別されています。結婚相手として、本人に聞き辛いが一番気になる内容を、それとなくしっかりと書かせていただきました。
また、Sさんは、子どもが欲しいという強い希望を持っていた為、結婚相手は30代前半未満としていました。そう考えると、お相手とは親子程の年の差となり、51歳の年齢は大きなハンデキャップとなります。なので、52歳になる前に決めたい!と思い、
『今年にかけてます。少しでも気になった方は是非お見合いお申込みください!!』
と書かせていただきました。
その結果、
登録初日に、お見合いお申込みが10件
3月の活動開始から真剣交際に入った8月末までの半年間で、お見合いのお申込み数135件に対して、お申し受け102件!
お見合い成立22件(お申込み7件、お申し受け15件)、交際7件
20代から50代まで沢山の女性からお申込みが入り、中でもお見合いをお受けしたのは20代.30代のハイスペックな美女ばかりでした。51歳の男性にしては驚異のモテ度だと思います。
何とご成婚相手はお相手様からのお申込みでした♡
私が言いたいのは、コレを読んで、自分とは別世界の人の話だな、年齢も職業も収入も違う他人の話だなって思わないでほしいのです。
全くの赤の他人の話だけど、自分がもしその立場だったらって想像することが人を思いやる気持ちに繋がるのかなって思ってます。婚活者はみんなそれぞれ悩みを抱えているし、他人からは「えっ、そんなこと?」と思うようなことにこだわっていたりします。
それを思いやる心を持つ人は、お相手の気持ちになることができ、良い人と出逢い、より良い結婚生活を送ることができると思います。
<撮りなおさせたプロフィール写真(笑)>
理想の女性はインテリジェンス
Sさんは高収入でスポーツマンで、アプリでは綺麗な女性と高級レストランでデートできて、一見何の苦労もないように見られるかもしれませんが、実はこれまで波乱万丈な人生で、沢山の苦労をされてきた努力家でもあります。
私からみて、本当に男気があって人情味が厚くて、収入とかルックスとかそういうのではなく、Sさんご本人の人柄に惚れてしまった部分が大きいと思います。
普通なら、結婚相談所の婚活だと、条件などもうちょっと妥協しませんか?視野を広げたところに良いお相手がいるかもしれません。なんて言いそうなもんですが、Sさんと話していくうちに、最終的に私からは、
『とことん、Sさんの理想の相手を追い求めましょう!妥協なんてさせません!』
くらいに、いつも酔っぱらいの勢いで言ってました笑笑
そんなSさんの理想の相手は、年齢やルックスはもちろんのことですが、一番は『インテリジェンスな方』と話していました。
好奇心旺盛で行動力のあるSさんは、好きなこともとことんやる派、なんでも趣味の領域を超えているので、「いつ休んでいるの?」と疑問に思うくらいです。
多趣味過ぎて、会話のジャンルも引き出しが多すぎるのですが、その会話についてこれるレベルで知性のある方が良いとおっしゃっていました。
<砂山ビーチにて、真冬に泳いでました(笑)>
今回ご成婚されたお相手は、幼少期イギリスと香港で過ごされたという帰国子女で、慶應義塾大学院とロンドンのロースクールをご卒業されたという超インテリジェンスな方。
マッチングアプリなどには絶対登録しないタイプの方なので、Sさんがいくらアプリで探しても出逢えなかったことでしょう。
なんと、お相手の女性は結婚相談所に登録してすぐ、初めてお見合いした相手がSさんで、交際したのはSさんだけ、Sさんもお見合いの際に、直感的に「この人が結婚相手なのかも?!」と感じたそうです。
若くて綺麗な女性は恋人にはいいかもしれませんが、結婚相手には「会話や価値観の合う人」が一番の理想なのかもしれませんね。
12月には、宮古島で結婚式を挙げるご予定♡ご来島お待ちしております♡