恋愛こじらせシンママのご成婚秘話~活動編~
婚活疲れからのモチベーションUP方法
看護師をしているシングルマザーのシズカ、結婚相談所の婚活では、ナイチンゲール精神からかお見合いや交際を受け過ぎて、婚活に疲れ果てた挙句の休会となっていました。
「折角、勇気を持って結婚相談所に入会したのに、休会している時間はもったいない。」
という考えもあるかと思いますが、そこは婚活者 一人一人の人生、無理にモチベーションを上げるよう仕向けても無駄だと思います。
それぞれのペースやタイミングがあると思うので、仲人はあくまでサポーターであり伴走者だと考え、会員様のお気持ち最優先で、丁寧に対応させていただきます。
休会中のシズカは、婚活よりも娘との時間を大事にしたいと、親子キャンプなどに行って気分をリフレッシュすることに努めていたようです。
実はMAASA結婚相談所には「休会プラン」というプランをご用意しております。
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・休会中でもプロフィール公開が出来る。
・IBJ登録会員のプロフィール閲覧可能。
・お見合いお申込は不可、お気に入り登録は可能。
・お見合いお申込が入った場合、お見合いをする場合は一回5000円、交際に進める際に月会費の残金をお支払い。
・費用:2000円/月
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という内容で、婚活をしばらく休憩したい方向けのお安いプランとなっております。
このプランがシズカには合っていたようで、自分から積極的にお申込みはしないが、男性側からのお見合いお申込みは入ってくるので、お見合い料を払ってでもお会いしたいと思えるお相手とだけお見合いし、そこからの交際も無理に進めない形をとることで、仕事や家事・育児との両立をはかれるようになりました。
自分からお相手への条件もしっかりと固められるようになってきて、精神的にも安定してくると、やはり良いお相手というのは現れるもので、会ってみようと思える男性からのお見合いお申込みが入るようになって来たのでした~
さてさて、休会プランによって婚活再開の兆しが見えたシズカですが、実は心の底に根深いトラウマを抱えていたのです。
シズカの抱えていたトラウマとは?
実はシズカの両親は、彼女が幼い頃に離婚していました。
医師であるシズカの父親は、離婚後再婚して新しい家族を持ったため、別れた娘たちとは一切会わないという約束になっていました。
シズカの母親は女手一つで娘三人を立派に育てあげたのですが、女一人の力では限界があり、経済的に支援してくれる所謂「愛人」の存在がありました。
シズカは最初の結婚をした20代の時から、母親の愛人が購入したマンションに住んでいたのでした。
二度目の結婚の時も、二番目の夫が転がり込むように住みついていたので、前夫が出て行った後も、二度の結婚生活を過ごした部屋に今も住んでいる状態でした。
そこには、母親を困らせたくない、良い娘、良い妻としていなければならないという、本来の自分を押し殺しているシズカの生活がありました。
シズカには、婚活を始めた当初から、「金沢を離れたくない」という強い想いがありました。
小さな子どもが居るシングルマザーにとって、結婚することで住居や仕事が変わることは大きな負担となります。
だからといって、今の生活に縛られていては、本当の幸せはつかめないのかもしれません。
「金沢を離れたくない」という強い想いの所以が、
「苦労しているお母さんの為に、良い娘でいなければならない。」というところにあったことが婚活のカウンセリングをする上で分かってきたのです。
シズカは、母親が折角用意してくれたマンションを出ていくことが、これまで大事に育ててくれた母親への裏切り行為になると思い込んでいました。
例えば、自分の娘に良かれと思って、毎日娘の大好物のハンバーグを作っていたとします。娘はたまにはカレーが食べたいと思っていても、母親は毎日ハンバーグを作り続けていたとしたらどうでしょう。
お母さんが折角作ってくれたハンバーグだから、本当は食べたくないのに、「お母さん、ありがとう」と無理に食べていたとしたら。
そのうち、娘はハンバーグが大嫌いになるかも?!(笑)
極端な例えですが、シズカの立場がもし自分の娘だとしたらどう思うか?と例え話をしました。
シズカが住んでいたのは、母親が娘の為にと用意した『ハンバーグ御殿』だったのです。
そうして彼女は母親の為ではない、自分の人生を生きる為に
『家を出る決意』をしたのでした!!