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パートナーシップを継続させる秘訣とは…

沖縄・宮古島で唯一の結婚相談所

MAASA結婚相談所 心理マリッジカウンセラーの東野加代子です。

三人に一人が離婚すると言われている昨今、長年パートナーでいることの秘訣って何でしょうか?

ある友人カップルのお話が一つの参考になるかと思いシェアしたいと思います。

一緒にいて居心地がいいこと。

東京でヨガ講師をしているAYAは、4年前初めて宮古島に来てからというもの、すっかり島に魅了され、年に一回は旅行で訪れるようになっていた。

3年前、私が初めてAYAに会った時、彼女は一人でゲストハウスに泊まっており、会社員でも主婦でもなく自由な生活をしているので、てっきり独身かと思いきや、結婚して旦那さんがいるという。

先日、その旦那さんも一緒に宮古島に遊びに来ていて、二人の馴れ初め物語を聞きました。

二人が出逢ったのは、AYAがまだ20代前半の頃にアルバイトで働いていた居酒屋だった。旦那のMは、その店の常連客で、いつも大勢の友達と一緒に飲みに来ていた。

Mは店員だったAYAのことが気に入っており、周りの友達もそのことをはやし立てて、二人をくっつけようとしていた。

そんな流れから、AYAはMのことが好きだった訳ではなかったが、何となくお店以外でも二人で会うように。。。

そうして二人でデートするようになっていたものの、ある時、Mには長年お付き合いしている交際相手がいたことが発覚!

AYAは、Mに交際相手がいたことを知り、ショックを受けるどころか、「それなら友達として付き合える。」と内心ほっとしたらしい。

それからしばらくして、Mは交際中の彼女と結婚した。

ところが、長年付き合っていた彼女と結婚して、一緒に暮らし始めると違和感が、、、

交際相手としてたまに会う分には良かったものの、一緒に暮らし始めると生活スタイルの違いから、半年もしないうちに別居状態に、結婚生活は一年と持たなかったという。

Mが結婚している期間も、AYAは飲み友達として彼と会っていた。Mと奥さんの関係が悪くなるにつれ、MはAYAと一緒にいることの居心地の良さを感じていた。

そうして、離婚が成立するや否や、MとAYAは正式に恋人として交際するようになっていたそうだ。

だが、一度離婚を経験してからというもの、Mは結婚に対して臆病になっていた。

『当分結婚はいいや。』

M自身はそう思っていたものの、毎年正月休暇にはAYAの実家に遊びに行き、実家では婿扱いされていたという(笑)

そうしてMが38歳、AYAが29歳の時、二人は結婚。

『20代で結婚したい!』というAYAの願いを叶える形での結婚だった。

Mの一度目の結婚が無ければ、AYAとは結婚してなかったという二人だが、出逢って20年以上、結婚してから15年、その間離婚の危機がなかった訳ではない。

それはちょうど、私がAYAと出逢った3年前、独身だと勘違いした頃のことだった。

合言葉は『ダメだったら帰ろう。』

二人の間に子どもはできず、元来自由人なAYAは海が大好きで、いつか海の近くに住みたいという夢を持っていた。

宮古島での、ヨガのリトリートに来た事がキッカケで、すっかり宮古島フリークになったAYA、たまたまオーストラリアから宮古島に旅行に来ていた女性と知り合い、今度はオーストラリアへ旅行に。

オーストラリア・バイロンベイの友人宅で1か月程滞在していると、次第にオーストラリアへ移住したいという夢が出てきてしまった。

東京でサラリーマンをしているMは東京を離れることができない。

『東京でそのまま残るか、葉山で別居か、離婚してオーストラリアに住みたい!!』

そんなことを夜な夜な考えるようになってしまったAYA。

でも、この三択、2/3はMと離れなきゃならないことになっちゃう。。。涙

AYAは、この想いを素直にMに話した。

困ったのはM、これまで9歳年下のAYAが、自由にやりたいようにやらせてきた。

子どもがいない自由さから、好きなところに旅行も行かせた。

会社の同僚や地元の友達に相談するも、みな口を揃えて、

『奥さんを自由にし過ぎた結果だ!
 これで会社を辞めるなんてあり得ないし、
 男として、これ以上奥さんを甘やかせてはいけない!!』

この生活を維持する為には、会社を辞めるわけにはいかないが、かといって20年来付き合ってきた夫婦、別居や離婚を選択するというのは考えられない。

Mのくだした判断は『AYAと一緒に葉山に住む』だった。

でも会社は辞めないで、葉山から東京の会社に通うという選択をしたのだ。

Mの同僚や友達は猛反対、妻を優先して、夫が苦労するなんてと口々に言われたらしい。

Mは年齢も50歳を過ぎていた、周りに飲み友達もいない、誰も知り合いのいない街に突然移住することになる。

海の近くに住みたいという希望だけで、葉山に友達がいないAYAも移住に不安が無いわけではなかった。

そんな二人の合言葉は、『ダメだったら帰ろう。』

やってみないと分からない。やらなくて諦めるくらいならとりあえずやってみて、しんどくなったら東京に帰ればいい。人生は何度でもやり直しが出来る。

迷ったり悩んだりしたときは、「ダメだったら帰ろう。」と二人で言い合った(笑)

Mが葉山での生活に慣れてくれるか?AYAの心配をよそに、移住してからというもの、それまで一人で飲みにも行ったことがなかった男が、仕事帰りに毎晩、駅前の居酒屋をかたっぱしから一人で飲んでまわり、地元の友達を作ったらしい。

葉山での新生活に馴染むのに、時間は全くかからなかった。

今では、葉山にも沢山の友達ができ、東京との通勤にも慣れ、海の近くでの生活をエンジョイしているという。

妻のわがまま?!夫の許容力が肝心

アラフィフ男子の決断も凄いですが、何故この決断ができたのか?!

Mさん曰く

『妻を放すことを許して、放せる自分て凄いって思えばいい。』

ただ妻の言いなりになったのではない、それを許した自分を認めること。

それが出来る男性の懐の大きさ、結婚にはこれが大事だと感動しました。

一緒にいて居心地がいいこと、それには自分の気持ちを素直に伝えられること。

否定ではなく、二人にとって最良の選択が出来るように話し合いができること。

パートナーシップのコミュニケーションについてご相談したい方はMAASA結婚相談所まで~

この後すぐ!!
本日17日(日)21時~ 
クラブハウス『宮古島ゆんたくトーク』に、宮古島唯一の結婚相談所として、ゲスト参加します!
結婚相談所のこと、恋愛のこと色々お話できたらいいな~なんて多分スナック加代子のノリで、顔が緑色にならないように気をつけます(笑)

私の他にも恋愛相談のプロをお呼びしてるので、是非参加してゆんたくしましょう。
お楽しみに~(^^♪

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